起業家のマインドとして、貯蓄を優先する思考よりも、必要な投資を決してためらわない「投資思考」を持つことが重要であるという話は、以前にも言及しました。
※参考 →「「投資」をためらわない思考」
ところで、(月並みな言い方ですが)この不公平で不平等な世の中において、1日24時間という時間だけは、皆に同じだけ与えられた平等なものです。
そして時間とは、平等である一方で、限りのある残酷なものです。
さらには、限りある時間の連続である人生という舞台もまた、限りがあるのは必然です。
いわんや、人生においてだらだらと時間を浪費し、何もせず歳を取っていくことは、特に時代の移り変わりの激しいダイナミックな現在においては、何よりもリスクであり、何よりも怖いことであると認識するべきです。
それと比べたら、懸命に努力して挑戦し、失敗してしまうことなど、何でもないことです。
「失敗は成功のもと」などという格言を引き合いに出すまでもなく、トライアンドエラーを繰り返すことは、それだけで大いに勉強になり、自らの成長に繋がり、成功に近づいていることになるからです。
それこそが、まさに生きている証なのです。
たとえ失敗したとしても、時間と引き換えに、大いに得るものを得ているということです。
挑戦しないのは人生の無駄遣い
NBA(アメリカのプロバスケットボールリーグ)における伝説的選手で、「バスケットボールの神様」とも呼ばれている、あのマイケル・ジョーダンさんはかつてこう言いました。
「失敗することは耐えられる。だけど、挑戦しないでいることにはとても耐えられない。」
※参考 →「成功者の言葉に耳を傾ける」
挑戦もせず、失敗もせず、何もせずに時間を浪費することは、ただただ勿体ないだけです。
単なる人生の無駄遣いです。
そんな人生、マイケル・ジョーダンさんじゃなくたって、本来は誰もが耐えられないはずなのですが、無意識のうちにそういう状況に陥ってしまっている人が多いのです。
それはともかく…。
確固たる投資思考を形成する
ここで冒頭の投資思考の話に戻りますが、投資の一環として自らの成長や進歩にお金をかけること、要するに自己投資をして知識やノウハウを仕入れたり、自らを啓蒙したり成長させたりすることは、突き詰めれば、すべてがそれによって今後かかる時間を短縮したり、有意義に活用したりといったことに繋がっているのです。
もちろん、自己投資によって直接手にするものは知識やノウハウ、あるいは自らの成長といったものですが、単にそれだけに留まらず、ひいては大切な時間を買っているということなのです。
この、「時間を買う」という感覚は、起業家にとってはとても大切なもので、これを持ち続けることで、あらゆる事象を自らの事業やその成功と連動させて考えられるようになり、それ故、すべての時間を自らの成功のために費やすことが出来るようになります。
これを「打算的」と捉えてしまうと少々イメージは悪いですが、時間に対する希少性や、それを費やす事象の優先度などを計る上では、起業家として非常に大事な考え方なのです。
ひいては、確固たる投資思考が形成され、必要な投資を惜しみなく行うマインドが身につくのです。
そして、それによって成功がグッと近づくことは、もはや間違いのないことなのです。
自己投資は幅広く、継続的に
さて、「時間を買う」という感覚で自己投資をすることは、成功している起業家においては、多くの方が実践している事実です。
セミナーや勉強会、書籍や情報商材など、形は問わず、幅広く、かつ継続的に自己投資を行っているという方も少なくありません。
特に情報商材の中には、テンプレートやフレームワーク(HTMLテンプレートなど、ITシステム的な意味の物理的なものだけではなく、事業を進めていく上で大いに参考となる業務フローなどの論理的な雛形や枠組みという意味も含む)が豊富に揃っているものもありますので、それらを上手に活用すれば、大幅な負荷軽減と時間短縮が実現可能かと思います。
起業に関する情報商材であれば、当サイトでもいくつかご紹介しておりますので、どうぞ参考にしてみてください。
※参考 →「起業関連商材のご紹介(レビュー)」