成功への最短距離は、リアルな状況を正確に見据えること

何をやってもうまくいかない人、なかなか目標に近づくことができないという人、ひいては成功を手にすることが叶わない人・・・。世の中にはそのような人が数多くいらっしゃいます。

私のところに相談に来るそのような人は、概ね、自分が置かれているリアルな状況を正確に見据えることが出来ず、目標達成に向けた熱意や意欲よりも、見た目や体裁に対する熱意や意欲が勝っていることが多いようです。いわゆる「ええかっこしい」あるいは「かっこつけ」というやつですね。

価値観は人それぞれですから、見た目や体裁を気にすることが一概に悪いとは言えませんが、こと起業を成功させるという目標やミッションの前では、そのような価値観は無用と言えます。

うそぶいている状態では成功など手に出来ない

見た目や体裁に対する熱意や意欲が、目標達成に向けたそれらよりも高い状態、つまりは「ええかっこしい」や「かっこつけ」の状態というのは、ただ単に現実から逃避しているだけに過ぎません。

そのような人に限って、これが自分であり、自らの個性であり、厳しい現実に対して超然とした「誇るべき生き方」である、といった感じの言動を発します。

果たして、本当にそうでしょうか?

実際には、心の中で動転し、厳しい現実を前に心中穏やかでない状況であることがほとんどのように思えてなりません。いわゆる「うそぶいている」状態という訳です。

このような人が、起業での成功を手にする可能性は低いと言えるでしょう。

能動的に現実を受け入れる

起業で成功を手にするためには、どのような厳しい壁や困難に直面しても、それをしっかりと直視し、今現在のリアルな状況(=現実)を素直に受け入れることが大事です。

その際はもちろん、ただ現実を受け入れるだけで何もせず過ごすのではなく、その厳しい状況を形作っている1つ1つのファクターに対してしっかりと対策を打つことが大事。そこに「かっこつけ」は不要です。

これを私は「能動的に現実を受け入れる」と呼んでいます。

現実に対して自分をごまかし「うそぶいている」態度を取るのは、成功できない人間がすることです。成功者はリアルな状況を直視し、能動的に現実を受け入れながら、積極的に「泥臭く」動き続けます。そう、現実はとかく「泥臭い」ものなのです。

どのような厳しい現実に直面しても、このことをしっかりと頭に入れながら、毎日を無駄にすることなく過ごしてください。

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