「癒し」を求めることの大切さ

いきなりですが、今回のテーマは、「癒し」です。

ストレス過多である人も少なくないであろう起業家の方々におかれましては、「今さら…」といった印象がおありの人もいらっしゃるかもしれませんが、最近、疲れ切った起業家の方を見るにつけ、改めて重要な事項であることを実感しておりますので、ぜひリラックスしてお読みください。

あなたが起業家として駆け出しであろうと、あるいは百戦錬磨のベテランであろうと、ストレスや不安などは全く皆無で、24時間365日100%のやる気に満ち溢れていると言い切れる人は、恐らく皆無でしょう。

あなたが個人事業主やフリーランスであろうと、あるいは何十人・何百人・何千人と従業員を抱える組織のトップであろうと、それは同じことでしょう。

また、どんなに忙しい起業家であっても、仕事をしている一方で、「プライベート」というものを抱えているはずです。

もしかしたら起業家は、「100%すべてを仕事に費やしていて、プライベートなど全くない!」などという方が割と多いほうの人種なのかもしれませんが(笑)、そういう人であっても、多少なりとも家族や友人との付き合いはあるでしょうし、たまには外食だってするでしょうし、テレビや映画を観たり、仕事とは無関係のWebサイトを閲覧したりして、息を抜くことだってあるのではないでしょうか。

ともあれ、ここでそれについてあれこれ議論するのは本筋ではありません。

そのような議論は以下のページに譲るとして、私が言いたいことは、ともすれば「癒し」になるはずのそういったプライベートや休みの時間の出来事でさえも、何かをきっかけにして、逆にストレスや不安要素になってしまうことだって往々にしてあるのではないか、ということなのです。

※参考
→「成功者は「休みなんか必要ない」とは口走らない?

毎回寿命を縮めているという意識

要するに、人間のストレスや不安は、仕事もプライベートも関係なく、ありとあらゆる事象から発生する可能性がある訳です。

もはや生きている限り、そこからは逃れられないということです。

その度に人は、哀しみ・恐怖・怒り・不安・憎しみ・妬み・羨望・嫌悪・羞恥・ジレンマ・焦り・イライラ・戸惑い・躊躇・切なさ・寂しさ・諦め・落胆・失望…などなど、ありとあらゆるネガティブな感情と向き合い、それを処理しなければならないのです。

そしてそうすることで、ことのほか心や神経を擦り減らしているのです。

大袈裟に言えば、その度に寿命を縮めていると言ってもいいかもしれません。

このことを改めて、強く意識していただきたいのです。

ストレスや不安に押し潰されてしまったり、あまりに疲弊して生きる意味を見失ったりしてしまわないためにも、まずはそこを改めて意識することがすべての大前提なのです。

自らに有効な「癒し」を見つける

あらゆる事象から発生するストレスや不安によって、少なからず心や神経を擦り減らし、その度に寿命を縮めているといった意識を持つと、必然的に「癒し」というものを積極的に求めるようになるはずです。

何がどう「癒し」になるのかは、人によって様々でしょうが、私などは夜中、皆が寝静まっている状況で、一人ゆっくり映画(DVD)を観るのが最高の「癒し」であり、最高のモチベーション喚起に繋がっています。

※参考
→「起業家がモチベーションを上げるために観るべき映画5選+α

何か一つでも、こういった自分に有効な「癒し」を見つけることは、実は想像以上に大切なことなのです。

それ自体がストレスや不安を癒す効果があるということはもちろんですが、もう一つの大きな理由として、それが大いに、目標や、モチベーションの根源になり得るからです。

私の場合であれば、「これが終わったらあの映画を観よう!」「今週末にはこの映画をゆっくり観たいから、それまでとにかく頑張ろう!」などといった具合です。

ともあれ、ストレスや不安を抱えた時の対処や考え方などについては、当サイトでも過去に散々触れてまいりましたので、それらのページも併せて何がしかの参考にしながら、ぜひご自分にあった「癒し」を見つけていただければ幸いです。

※参考
→「不安やストレスと上手に付き合う」
→「困難な状況に陥った時の考え方」
→「余計なことを考えない」

そして、最終的にはやはり、ここに行き着くのではないかと私は考えています。
→「起業家は健康であるべき

タイトルとURLをコピーしました