「朝早すぎる」「夜遅すぎる」の愚かさ

以前、真の成功者は、「休みはいらない、必要ない」などと口走ることがない、といった話題に触れました。

※参考
→「成功者は「休みなんか必要ない」とは口走らない?

そこでは、いたずらに休みを取らなかったり睡眠時間を削ったりして長時間働くことが、必ずしも良い結果を生む訳ではない、すなわち、自らに即したワークライフバランスを保つのと同時に、すべては仕事のため( = 休むことも仕事の一環である)と言い切れる思考こそが、成功者には必要なのではないか、といった考察を行いました。

さて実は、他にも「成功者が決して口走らないこと」と言われている言葉というものは、数多く存在します。

その中には、時間に関する言葉も非常に多いのです。

例えば、「それは朝早すぎる」とか、「それは夜遅すぎる」などというのも、その一つです。

確かに、世の中の著名な起業成功者たちが、「朝早すぎる」とか「夜遅すぎる」などと口走っている姿というのは、少し考えづらいものがあります。

当サイトでも何度か取り上げているイーロン・マスクさんスティーブ・ジョブズさんなどが、

「その時間では朝早すぎて起きるのが辛いから、もっと遅くしてほしい」

とか、

「その時間は夜遅すぎるだろう。私は眠くなってしまうよ」

などと騒いでいる姿というのは、とてもじゃありませんが想像が出来ません(笑)。

サラリーマンなら許される…かも

何故、成功者は「それは朝早すぎる」とか「それは夜遅すぎる」などとは口走らないと言われているのでしょうか。

理由の一つは、「朝早い」とか「夜遅い」とか言っている時点で、それが勤務時間の決まっているサラリーマン的な考え方であるような印象を抱かざるを得ないからでしょう。

確かに、サラリーマンであれば、勤務時間前の朝早くとか、勤務時間後の夜遅くとかに何かをするというのは、それが仕事に関連するものであれば歴とした「時間外労働」であるとも捉えられ、そこに一定の抵抗が発生する気持ちはよく分かります。

しかしそれは、あくまでサラリーマンとしての抵抗であって、決して起業家が持ち得るものではないのです。

そもそも、「時間外労働」などという概念など、起業家にはあり得ないからです。

ちなみに念のため申し上げておきますと、これらは決してサラリーマンがダメだとか、起業家より劣っているとかいったことを言いたい訳ではありません。サラリーマンは会社との雇用契約によって労働時間が規定されており、「それは朝早すぎる」とか「それは夜遅すぎる」といった主張をするのはむしろ当然の権利です(私もサラリーマン時代には状況次第でそのような主張をしておりました。部下を守るためにも、必要に応じてそういった交渉をきちんとしなければならない重要性は理解しております)。

可能性があれば何でもするのが真の成功者

そして、理由のもう一つは、もうこれに尽きると言っても過言ではないのですが、とにかくあらゆる可能性を追求するのが真の成功者であるから、ということです。

可能性があれば何でもするし、どこにでも顔を出すのが成功者、と言ってもいいでしょう。

朝どんなに早かろうが、夜どんなに遅かろうが、そこで何かしら得るものがあったり、将来への発展に繋がるきっかけとなったり、自らの人生にいい意味で刺激をもたらしたりする可能性が感じられるならば、必ず対応するのが成功者なのです。

逆に言えば、「朝早すぎるから…」とか「夜遅すぎて…」などと言って、断ったり心証を悪くしたりすることで、ともすればその後の人生が一変するほどの事態に発展する可能性もあるという怖さを、よく分かっているのが成功者というものです。

成功へのきっかけなんて、ほんの些細なことだったりするのです。

成功するか否かなんて、たった一つの選択の違いだったりするのです。

例えば、「あの時、あれをやっておかなかったら、今の自分はない」とか、「あの時、あっちを選んでいたら、今頃どうなっていたか…」などといった経験がある方、あるいは、誰かがそのようなことを言っているのを耳にしたことがある方というのは、決して少なくはないでしょう。

成功への道のりだって、往々にして同じことなのです。

起業家という立場でありながらも、「朝早いから」あるいは「夜遅いから」という理由で、何かとキャンセルや辞退を申し出てくる人というのは、確かに存在します。

そしてその人は、そこでのキャンセルや辞退によって、たとえ成功への道が閉ざされたとしても、決してそれを知る由はないのです。

故に、そういう人は、これからもそうやって同じことを繰り返しながら、歳をとっていくのでしょうね。

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